[ソフト番号]C11K 他に「C10K)FEM断面データK」ソフトが必要。
3次元FEM(有限要素法)解析に使用する立体データを作成するソフトです。本ソフトは、「FEM断面データK」による断面メッシュデータを用いて、立体構造のモデル化と六面体2次要素メッシュ生成を行なうものです。本ソフトによる立体データは、算生会の各3次元FEM解析ソフトで使用できます。
また、フリーソフトGmshの六面体2次要素メッシュを使用することもできます。
<立体の自動メッシュ>
[部分構造の種類]

[柱状体交差の機能]
円柱または角柱の交差した構造をメッシュ生成
[立体直接生成]
次の立体は、寸法・分割数等を入力して直接生成できます。
①四角柱 ②円柱(任意角度)
③円筒(任意角度) ④横穴付き円柱
⑤横穴付き円筒 ⑥三角柱
⑦円断面のリング ⑧円筒断面のリング
[立体構造モデルの操作機能]
1)構造の平行・回転移動
2)構造の合成
3)要素の削除
4)要素の追加(自動生成)
5)節点付番の改良
1要素内の節点番号差を小さくして、解析計算のメモリー使用量・計算時間を低減
6)2分割
X座標、Y座標、Z座標のいずれかの指定値で2つに分け片方を採用
7)面の傾斜化
平面の傾斜化を一括処理。一定傾斜と可変傾斜の2種類。
8)円穴の底・入口のR処理
柱状体で円穴底のコーナーR、または入口の面取りRの節点を計算
9)構造の反転
構造を反転させて対称の構造を生成
[自動メッシュ生成による立体の構造図例]
1)2構造の合成モデル

2)軸回転体の構造モデル

3)交差柱状体の合成構造モデルA

4)交差柱状体の合成構造モデルB
