［ソフト番号］E2K 他に「C11K)ＦＥＭ立体データK」ソフトが必要。
汎用的な異方性３次元熱伝導解析ソフトで、直交異方性の定常および非定常の解析が可能です。なお、材料物性を各座標軸方向で同じに設定すれば、等方性の解析もできます。
1)非定常解析では、境界条件を時間的に多ステップ（オン・オフを含む）に設定する
こともできます。また、多ステップ×多サイクルの解析も可能です。
2)六面体２次要素（20節点）または四面体２次要素（10節点）を使用し、精度良く解析できます。
3)各構造モデルの平行・回転移動、および複数の構造モデルの合成もできます。
4)構造図等のグラフィック画面では標準・最大の画面切り替えができ、次の機能もあります。
a.マウスドラッグ矩形による選択部分の拡大
b.マウスによる移動とマウスホイールによる拡大・縮小
c.マウスによる回転操作
5)構造図等の３次元グラフィック画面では<面切断の機能があります。
6)等温線図の作画では、カラーフィルおよびグラデーションの機能もあります。
7)等温線図スライドショーも実施できます。
◇非定常解析結果について、各時間メッシュ毎の等温線図を順次作画
◇等温線図スライドをJPGファイルに出力可能
8)２種類のＦＥＭ方程式ソルバーを搭載し、構造モデルに応じて選択できます。
9)構造図の画面で、境界条件等をデータ設定できます。
10)構造データをX3Dファイルに出力できます。
［材料物性］材料毎に設定可能
①密度（固定）
②比熱（温度区分有り）
③熱伝導率（温度区分有り）・・・異方性
λx，λy，λz
［境界条件の種類］①固定温度 ②熱流束
③熱伝達 ④熱放射
⑤内部発熱 ⑥熱放射グループ（構造部分の面間）
注）条件指定なしは断熱
［ＦＥＭ方程式ソルバーの種類］
①スカイライン法
②反復法（ＩＣＣＧ法）・・・大規模構造向き
［出力項目］温度
［後処理の内容］
①等温線図
②等温線図スライドショー
③非定常の節点温度変化のグラフ用データ作成・・・グラフ作画は表計算等の別ソフト使用
［結果の作図］等温線図
［バッチ処理］解析計算のバッチ処理が可能
［構造解析ファイルの利用］「異方性３Ｄ構造解析」の入力データファイルから構造入力が可能
［解析事例1］
合成構造モデルの等温線図（非定常解析）
◇要素数32、節点数261
［解析事例2］
軸回転体の等温線図（非対称の熱境界条件、定常解析）
◇要素数352、節点数1920
